2025/08/22

2025年08月09日 岐阜県 能郷谷コースで能郷白山

 今回は、久しぶりに「能郷白山」に登ってきました。 朝方は良い天気でしたが、次第に雲が多くなりました。 しかし高曇りの天気で直射日光が遮られ、北アルプスや木曽御嶽山、それに白山など四方の山々を望むことが出来ました。

能郷白山から白山(右奥)と銀杏峯(左端)

奥宮からの眺め(右奥に伊吹山など)

岐阜県
能郷谷コースで能郷白山
日付 2025年08月09日(土)
天気 晴れ時々曇り
山域 両白山地
場所 岐阜県本巣市根尾大井
距離 16.3km (内林道歩き7km)
累積標高 +1510 -1510m
時間 5時間50分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (PENTAX WG-90)
0455枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0307枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TZ99)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ なし
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
05:15384m 0.0km 林道ゲート 出発
06:05 (00:50) 717m 3.5km 能郷谷登山口
06:50 (00:45) 1150m 4.5km お迎えブナ
07:40 (00:50) 1494m 5.8km 前山付近
08:30 (00:50) 1617.2m 8.0km 能郷白山(三角点) 到着
08:40 (00:10) 1617.2m 8.0km 能郷白山(三角点) 出発
08:45 (00:05) 1611m 8.3km 能郷白山(奥宮跡) 到着
08:55 (00:10) 1611m 8.3km 能郷白山(奥宮跡) 出発
09:30 (00:35) 1494m 10.4km 前山付近
09:55 (00:25) 1150m 11.8km お迎えブナ
10:25 (00:30) 717m 12.8km 能郷谷登山口
11:05 (00:40) 384m 16.3km 林道ゲート 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)

写真リンク:https://photos.app.goo.gl/K1xK4PsLjY2pZMJf7

【説明】

 過去の記録を見返すと、最後に「能郷白山」に登ったのは今から12年前となる2013年でした…。 これまで5回登っていますが、それなりに標高がある(1611m)ので涼しさを求めて向かうことにします。
 往路は時間短縮を図り高速で山県インターへ向かい、そこからは県道79号線を根尾方面へと走らせました。 国道157号線と合流すると、根尾川沿いを能郷まで向かいます。
 国道から白山神社へと進み、能郷谷の見晴らしの良い道を奥へと入っていきます。 段差を気にしながら走っていくと、ゲート手前の駐車地に到着しました。

  1. 林道から登山口
     早速準備を整えると、ゲートを越えて3.5kmの林道歩きの始まりです。 途中、洗い流しの道や落石、それに草が生い茂る場所を通っていきます。 この12年で林道は更に荒れており、舗装路も流されていました。
     尾根が近づきつづら折れに標高を上げていくと、出発から50分ほどでようやく能郷谷登山口に到着しました。
     登山口には以前も見た仮設橋が架かっており、水に濡れることはありません。 渡り切ったところから本格的な登山の始まりです。

  2. 登山口から前山付近
     仮設橋の先からは、いきなりの急登が続きます。 急斜面のブナ林の中を黙々と登って行きますが、山頂まで4.3kmという標識が出てきてうんざりです…。
     一気に標高が上がり左下に能郷谷が見えてきました。 陽射しが差し込み始めますが、幸いこの時間はまだ涼しく淡々と登っていきます。
     急登を終え唐突に廃林道に出てきます。 ここで小休止し、再び林道脇の斜面を登っていきます。 ここからもかなりの急登でしたが、高曇りの天気で遠望が望め遠くには名古屋のビル群もうっすらと見えました。 その後も急斜面が続きますが、上にお迎えブナが見えてくるとそれも終わりです。
     お迎えブナからは、ももすり石や老ブナ坂といった特徴的な場所を通過し、傾斜が緩やかな歩きやすい道を進んていきます。 笹が広く刈られた道を登ると、前山が見えてきました。
     前山への登りは急登ですが展望の良い斜面となっており、疲れも吹き飛びます。 後ろを振り向くと名古屋方面はもとより「徳山湖」や「伊吹山」なども望めました。 また、「恵那山」や「木曽御嶽山」も見えてきて言うことはありません。
     前山の北斜面に黄色いマルバダケブキの群生が見られると、前山の稜線まではすぐでした。

  3. 前山から能郷白山
     前山の肩を乗り越すと、目指す「能郷白山」と「イソクラ」がはっきりと見えてきました。 綺麗に刈られた笹原の気持ちの良い道を歩いていくと、最後の登りに差し掛かります。 この辺りから「白山」や「乗鞍岳」「北アルプス」などが遠望でき、展望がさらに良くなります。
     斜面が草地となると、左へゆるやかな上りとなります。 奥宮との道と合流すると、まずは左の三角点山頂へと向かいました。 そして能郷白山(三角点)に到着すると、以前とは異なり山頂の笹などは綺麗に刈られており、「白山」や北アルプスなど180度の展望が広がります。
     木曽御嶽山や乗鞍岳といった中央アルプスの山々もはっきりと見え、素晴らしい景色が広がっています。
     三角点から先ほどの分岐へ戻り少し歩くと、奥宮跡に到着します。 初めて訪れたときには奥宮がありましたが、今はその名残もなく山名方位盤と記入ノートが置かれているだけでした。
     しかし、ここからの展望も素晴らしく、西方面に冠山、金草岳、伊吹山などを確認することができました。

  4. 能郷白山からゲート下山
     山頂での絶景を堪能してから、下山を開始します。 途中単独の登山者の方とすれ違い、前山へと斜面を下って行きますが、気持ちの良い光景で飽きることはありません。
     前山へ軽く登り返すると、景色や花を眺めながら一気に下りお迎えブナまで戻ります。 ここからは足場の悪い急斜面となり慎重に降りていきました。
     登山口手前の沢の水で汗を流し落とし、再び長い林道歩きが始まります。 行きと同様、川を渡ったりしながら歩き、出発地点のゲートまでは40分ほどで無事に戻ることができました。

【写真】

ゲート手前(駐車地)

ゲートから歩く

落石

前山方面

ここで右の道へ

草が生い茂る

また舗道へ(荒れている)

尾根が近づく

標高を上げて

登山口に到着

仮設橋の注意

仮設橋を渡る

ここから急登が続く

つづら折れに

ブナ林の中を進む

まだ4.3km

陽が差し込む

廃林道に出る

林道脇の斜面を登る

中々の急登

雲が多いが景色は良い

奥に名古屋のビル群が見える

急登の先の「お迎えブナ」に到着

お迎えブナからの展望

ももすり石

傾斜が緩む

老ブナ坂を下る

ヤマジノホトトギス

歩きやすい道を進む

広く刈られ

前山が見えてくる

前山への登り

木曽御嶽山方面

金糞岳・蕎麦粒山方面

展望の良い急斜面

昇ってきた尾根を振り返る

徳山湖と奥に伊吹山

徳山湖アップ

花房山

恵那山方面

前山の斜面にマルバダケブキ

前山から能郷白山とイソクラ

刈られた笹原を進む

マルバダケブキ

白山

白山アップ

気持ちの良い道に

最後の登りに

イソクラ

山頂への斜面を登る

乗鞍岳(右)と北アルプス(中央から左)

前山を振り返る

キオン

斜面を横切る

この辺りは草地

シモツケソウ

能郷白山(三角点)

北アルプスアップ

白山アップ

温見峠ルート

三角点から木曽御嶽山(右)と乗鞍岳(左)

部子山と銀杏峯

白谷

奥宮跡へ

奥宮跡

イソクラへの尾根

山名方位盤

西方面

前山

冠山と金草岳(奥)

能郷白山の神社跡からの展望(右奥に伊吹山

下山開始

オトギリソウ

前山付近からの展望

青空が覗く

一気に下りて

登山口まで戻る

また長い林道歩きに

林道の川を渡る

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