2025/08/20

2025年08月04日 福井県 親水古道で銀杏峯ピストン

 今回は、以前冬季に登った「銀杏峯(げなんぽ)」へ親水古道で登ってきました。 当日の朝は雲が多めでしたが時間とともに流れ、白山などは霞んで見ることが出来ませんでしたが、大野盆地や荒島岳など望むことが出来ました。

1350mピーク付近から山頂を望む

烏帽子付近から眼下に大野市(右奥に薄っすらと経ヶ岳)

福井県
親水古道で銀杏峯ピストン
日付 2025年08月04日(月)
天気 曇りのち晴れ
山域 越前
場所 福井県大野市中島
距離 10.0km
累積標高 +1023 -1023m
時間 4時間45分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (PENTAX WG-90)
0510枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0082枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TZ99)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ ブナ林
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
05:35450m 0.0km 親水古道登山口 出発
06:10 (00:35) 700m 1.2km 700m付近(穏野ヶ平)
07:30 (01:20) 1210m 2.9km 正仏(水場) 5分休憩
08:25 (00:55) 1400m 4.7km 名松コース合流
08:35 (00:10) 1440.4m 5.1km 銀杏峯 休憩
08:45 (00:10) 1440.4m 5.1km 銀杏峯 出発
08:55 (00:10) 1400m 5.4km 名松コース合流
09:25 (00:30) 1210m 7.2km 正仏(水場) 5分休憩
10:00 (00:35) 700m 8.9km 700m付近(穏野ヶ平)
10:20 (00:20) 450m 10.0km 親水古道登山口 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
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写真リンク:https://photos.app.goo.gl/5hULiuA8dCT8PJnDA

【説明】

 以前登ったときは冬季に正式ルートとなる「宝慶寺いこいの森(閉鎖)」からのコースで「部子山」の周回を行いましたが、今回は新緑のブナ林を期待して南側の「中島コース(親水古道)」を歩くことにしました。
 登山口へは、土砂崩れで長い間通行止めとなっていた国道158号線が開通したのでこれを使用します。 自宅を3時過ぎに出発し東海北陸道で白鳥インターから九頭竜湖へと向かいます。
 途中問題の土砂崩れ現場の横に出来た仮設の橋を渡りますが、土砂に覆われた古い道は簡単には復旧できそうもありません。(すぐ横を建設中の自動車専用道があるので、このまま仮設道路のままでしょうか)
 その後は九頭竜インターから荒島インター(無料区間)で一気に抜けると、国道157号線を麻那姫湖へと南下していきました。 ダムを通り過ぎ青少年旅行村を抜けた所に林道への入口がありました。(写真の最後の方)
 右折し林道を登っていきますが、木の枝や落石があるので注意して進んでいきます。 左に大きな堰堤が見えてきた先に登山口がありますが、更に先にあるであろう駐車地が草に覆われているようなので、堰堤直下の路側に止めていきました。

  1. 登山道入口から正仏(水場)
     今回は比較的短時間の登山なので、最低限の装備で出発します。 右手に「親水古道」の標識を確認し、左斜面に作られたスロープを登ります。
     しばらくは植林された林の中を進みますますが、掘れた道や林道跡などを通り奥へ進んで行きました。 林道跡の先で踏み跡が怪しくなりますが、右に斜面を進んでいくと、水量の少ない沢沿いの道となります。
     ここで倒木をくぐり沢を越えていくと、穏野ヶ平という開けた平坦地に到着します。 この辺りから雲間から陽が差し込み始め、気持ちの良い林が続きます。 標高700m付近から斜面の左側へと進んでいくと、左手に山頂方面が見えて来ました。
     ここから本格的な登りの始まりで、つづら折りの道を進んで行きます。 この辺りからブナが見られだし、谷から涼しい風が吹いてきていました。
     涸れ沢沿いの掘れた道にはロープなどが付けられていますが、この日は乾燥しており滑ることはありません。 次第に急登となり、標高960m付近からは一面のブナ林の斜面を登っていきます。
     一部踏み跡が不鮮明な箇所もありますが、テープを頼りに進んで行くと標高1050m付近で左へとトラバースして行きます。 左が切れ込んだ場所もあり滑落に注意しながら進んで行きますが、ここも谷から涼しい風が吹いてきて心地よかったです。
     水の流れていない沢に合流しますが、この先で左の尾根へ取り付きます。 ここはテープなどは無く少し悩むところですが、尾根に取り付くと標識もあらわれ少し登ったところで唐突に広場に到着しました。
     ここが水場のある「正仏」という所で、30mほど東西に木々がなく開けており、南側の展望が望めます。
     
  2. 水場から銀杏峯山頂
     踏み跡を右奥へ進むと、斜面から冷たい水が湧き出ており休憩にぴったりです。 惜しむらくは雲が湧いて展望がありませんが、周囲はお花畑となっておりアザミやキオン、マルバタケブキなどの花が咲き誇っていました。 ここの水場でタオルを濡らし、山頂を目指します。
     更に斜面を進んでいくと、上空の雲が晴れ始め傾斜が緩むと稜線へと合流しました。 雪の多いところなので、森林限界なのか高い木がなくなり暫くは刈られた笹の中を進んでいきます。
     標高1314m付近まで登ると展望が開け、雲間から右奥に山頂が見えてきました。 この頃には雲が流れ始めており、上空には青空が広がっていました。 展望を眺めながら歩き、標高1350mピークを通過すると灌木の間を登る道になります。
     シモツケソウやコメツツジといった花を見ながら高みへ向かうと、名松新道との出合に到着しました。 ここで左折し少し登ると、後方には登ってきた稜線が望めます。
     ここまで来ると標高差は無く、途中大木の根本に石仏があるところを通り過ぎ、山頂直下のバイケイソウ群生地を通過すると銀杏峯の山頂に到着しました。
     山頂には祠がありそこからは「部子山」や「荒島岳」、奥美濃方面の山々と、眼下に大野盆地の広がりを一望できます。

  3. 銀杏峯山頂から登山道入口(下山)
     山頂からの景色を堪能した後は、下山を開始します。 今回はピストンなので、眺めの良い稜線を降りていくと、それまで雲に遮られていた「道斉山」や「縫ヶ原山」などが見えて来ました。
     最後の展望を楽しみながら歩いていき、再び正仏の水場へ寄っていきます。 正仏からは、行きには曇り空だった景色が晴れて来ており、景色やお花畑を楽しむことができました。
     ここからはブナの木漏れ日の中を一気に下って行きます。 傾斜が緩む穏野ヶ平の植林帯からは足早に進んでいくと、山頂から1時間半ほどで出発地点の親水古道登山口に無事到着しました。

【写真】

路肩に駐車

入口の標識

右上に

暫くは植林の中を進む

掘れた道に

林道跡?

右斜面を進む

畑?の横を進む

左の谷沿いに進む

倒木

沢を越える

穏野ヶ平に出る

陽が差し込む

700m付近から斜面左へ

山頂方面が見えて

斜面に取り付く

つづら折れに進む

ブナ林に

涸れ沢沿いを登る

ロープあり(この日は乾いていたので不要)

次第に傾斜が強まる

ここ(960m付近)からブナ林の斜面

上へ向かう

一部不鮮明な踏み跡に(テープを頼りに)

1050mで左にトラバース

滑落注意

谷から涼しい風が吹いて

水は流れていない

トラバースが続く

沢に出る

ここも水の流れはない

広場から左へ

尾根に取り付く

沢沿いに進む

上空は雲に覆われ涼しい

尾根沿いを進む

正仏(水場)に到着

水場は右へ

水場(冷たい水)

周囲はお花畑

アザミ

キオン

マルバタケブキ

雲は晴れてきている

山頂へ

傾斜が緩む

左へ

稜線に合流

上空は晴れている

高い木がなくなり

笹の中を進む

1314mの登りに

1314m付近で展望が開く(右奥が山頂)

雲が湧き上がる

ガスの中を進む

雲が晴れて

1350mピークを通過する

笹原を進む

マルバダケブキが点々と

笹が覆いかぶさる

銀杏峯(左)が近くに

灌木の間を登る

シモツケソウ

コメツツジ

高みへ

名松新道出合

山頂への道を進む

後ろを振り向く

山頂台地に

大木の根本に石仏

山頂直下にバイケイソウ

山頂はこの先に

銀杏峯の山頂

Google

部子山

奥美濃方面(桐ヶ平山など)

南側

荒島岳方面はまだ雲が多い

山頂から福井方面(左に部子山)

三角点

姥ヶ岳が見えて

大野市を望む

下山する

眺めの良い稜線を降りていく

道斉山(左)

中央左に荒島岳(中央は縫ヶ原山)

大野市の奥に経ヶ岳が薄っすらと

ホツツジ

下山斜面が見える

山頂を見返す

水場のお花畑に

平家岳方面

最後の展望

木漏れ日の中を降りていく

700m付近まで下りて

ここにも水場

植林帯まで下りて

駐車地(堰堤下)まで戻る

林道入口

コース地図

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