今回は、岐阜県にある白山前衛の日照岳に登ってきました。 天気は麓では晴れ間も覗いていましたが、山頂付近では残念ながらガスが掛かり山頂からの展望は叶いませんでした。
しかし駐車場所や距離感などが掴めたので、空気の澄んだ秋に紅葉を見に出かける予定です。
最後の鉄塔から御母衣湖を望む
ササユリ
| 日付 | 2025年06月21日(土) | ||
| 天気 | 曇り(山頂では霧雨) | ||
| 山域 | 白山前衛 | ||
| 場所 | 岐阜県大野郡白川村大字尾神 | ||
| 距離 | 7.8km | ||
| 累積標高 | +1010 -1010m | ||
| 時間 | 4時間25分 (山頂で1時間待機) | ||
| 人数 | 単独 | ||
| 撮影枚数 | 593枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 154枚 (Panasonic DMC-GM1) |
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| 登山難度 (A:安易~E:高度) |
B | ||
| 展望 (A:良い~E:なし) |
B(当日は展望なし) | ||
| 見どころ | ブナ林 | ||
| 時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測) | |||
| 05:50 | 790m | 0.0km | 日照岳登山口 出発 |
| 06:45 (00:55) | 1305.3m | 1.8km | 四等三角点(保谷) |
| 08:05 (01:20) | 1750.8m | 3.9km | 日照岳 休憩 |
| 09:05 (01:00) |
1750.8m
|
3.9km | 日照岳 出発 |
| 09:40 (00:35) | 1305.3m | 6.0km | 四等三角点(保谷) |
| 10:15 (00:35) |
790m
|
7.8km | 日照岳登山口 到着 |
Garmin Connect
写真リンク:https://photos.app.goo.gl/3rqcW2bJh2vUxmZH8
【説明】
週末の天気が微妙なのと、前回の山行から日数が経っていないので、避暑がてらに訪れた高山市の近く?にある「日照岳(ひでりだけ/にっしょうだけ)」に登ることにしました。
元々は雪山で計画していた山ですが、いつでも行けると後回しになっていた所に昨年登山道が開通したと知ったので、このタイミングで向かいます。
前泊した高山市(清見)から直線距離は近くですが御母衣湖を挟んでいるので、荘川経由で回り込んで向かいます。
朝方は天気の回復が遅い予報だったので、明るくなった5時過ぎに出発しました。 下道ですが空いているので、40分ほどで登山口のあるスノーシェルターのトンネル手前の駐車地に到着しました。 駐車場には一台の車が止まっています。
- 登山口から山頂
今回それほど時間は掛からない予定なので、準備を整え早速出発しました。 続くように駐車していた方も犬を連れて出発するようです。
登山口は駐車地近くの巡視路ですが、分かりづらく見逃しそうです。 巡視路のコンクリート階段を登ると右の沢を見ながら進みます。 すぐにその沢をわたる丸太橋が現れますが、しっかりした手すりが付けられており渡りやすいです。
その先に段差がありますが、木のハシゴの横に手すりが付けられ問題とはなりません。 そして沢の右岸に出た所で、一直線に良い道が作られています。
200mほど軽い登りを進んでいくと前方が明るくなり、初めの鉄塔に到着します。 まだそれほど登っていませんが、後方には御母衣湖が大きく見えていました。
ササユリなどが見られる鉄塔下の斜面を登ると、ここからは尾根沿いの道となります。 ひと登りで次の鉄塔に到着しますが、ここは狭く展望も限られます。 林の中を進んでいきますが、早くもブナ林などが見られ始めました。
そして次に視界が開けると電線下の刈られた尾根に到着します。 周囲の木々は入念に伐採されており、270度の展望が広がります。 前方に向かう山頂方面が確認できますが、そちら方面は濃い雲に覆われていました…。
ここまでは整備された巡視路で、ここからは本格的な登山となります。 とは言え、尾根沿いに続く道はよく整備されており、ほぼ直線で三角点方面へと登っていきました。 尾根沿いは急登などはなく一定傾斜で登るため、ペースを掴めば登りやすいコースです。 急ぐコースでも無いのと前回の疲れを考え若干ペースを落として登っていきます。
ブナなども多く見られますが、左斜面には笹も多く二次林なのでしょう。 黙々と登っていくと、唐突に三角点に到着しました。 三角点はピークではなく、斜面の途中の登山道脇に設置されていました…。
ここまで来れば主稜線まではすぐです。 傾斜が強まり三角点から10分ほどで境界標識のある稜線に到着しました。 ここで右に折れると山頂までは緩斜面の稜線歩きとなります。
しかし、この日は残念ながら終日周りにガスが立ち込め視界は50mもありません…。 とは言え、強い風の吹き付ける稜線の綺麗に刈られた笹原を歩いていけました。
山頂手前の1645mピークを越えると、前方に山頂と思われるピークが見えてきます。 この辺りから最近刈払われたのか、太い笹が鋭角に切られトゲ状となっているので、膝などに刺さると痛いです…。
最後のピークを左から回り込むように登ると、呆気なく山頂に到着しました。 - 山頂から登山口
日照岳山頂の到着は8時過ぎと、出発から2時間15分ほどで思ったよりも早く到着しました。 山頂は広く笹が刈られていますが花を付けたナナカマドの木もありくつろげます。 山頂付近は相変わらず濃いガスに包まれていますが、一瞬だけ陽が差しました。
山頂にある標識を見ると、登山道の整備は昨年(2024年)10月にされたばかりです。ガスが晴れることを期待して1時間を上限として休憩していきますが、一向にガスは晴れる気配はなく逆に風が強くなり寒くなってきました…。
休憩中に駐車場で見かけた犬連れの方が来られましたが、15分ほどで下山されていきます。 こちらも結局、1時間粘りましたが展望は諦めて下山を開始します。
下山は一定傾斜でテンポよく降りていけます。 先行していた犬連れの方を抜き降りていくと、その他の登山者の方ともすれ違います。
途中もガスが晴れることはなく、標高を落とし雲の下に出たところで御母衣湖が望める程度でした。
鉄塔まで降り山頂方面を見返しますが、山頂はまだ濃い雲の中で更に1時間粘っても無駄だったようです…。 そして歩きやすい巡視路を降りていき、山頂から1時間ほどでバイクなどの音が聞こえてくると登山口はすぐそこでした。
【写真】
左の空き地に駐車
登山口へ
左に巡視路口
山から日の出
スタート
巡視路は良い道
橋を渡りハシゴを登る
ここは日照北谷
尾根沿いの道に
傾斜面を進む
初めの鉄塔に到着
南方面は雲が多く
北方面は晴れている
鉄塔から上へ
ブナ
次の鉄塔に到着
ツツジ
コアジサイ
ブナ林の尾根を進む
最後の鉄塔から山頂方面を望む
晴れ間が広がる?
御母衣湖を望む
長い尾根道に
上りが続く
明るい尾根
四等三角点
三角点付近からの展望
明るい道を進む
主稜線に出る(右へ)
ここからは雲(ガス)の中
歩きやすい道が続く
ユキザサ?
ガスに包まれ
この辺りから切り開かれた道に
タニウツギ
ベニドウダン
1645mピークはガスの中…
景色は見えず
笹が刈られた道に
ゴゼンタチバナ
最後の登りに
山頂はすぐそこ
日照岳山頂
ナナカマド
一瞬だけ陽が出るが
2024年10月整備
諦めて下山開始
御母衣湖を望む
晴れ間は覗くが
山頂方面はまだ雲の中
コアジサイ
下山まであと少し
ササユリ2
道路が見えて
無事下山

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