今回は、岐阜県と長野県の県境に位置する「後山」と「城ヶ根山」に「田立砦」から「川上峠」まで二山を経由し縦走で歩いてきました。 当日は朝から霧雨なども降り天候には恵まれませんでしたが、本格的に雨が振り始める前には予定通り巡ることが出来ました。
田立砦付近の遺構(堀切)
城ヶ根山の御料局標石と三角点
日付 | 2025年05月24日(土) | ||
天気 | 霧雨のち曇り | ||
山域 | 南木曽 | ||
場所 | 長野県木曽郡南木曽町田立 | ||
距離 | 9.5km (内車道4.6km) | ||
累積標高 | +630 -630m | ||
時間 | 3時間00分 | ||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 | 0354枚 (PENTAX WG-90) 0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(田立砦跡まで薄いヤブあり) | ||
展望 (A:良い~E:なし) |
E(当日は濃いガスで展望なし) | ||
見どころ | 田立砦跡、足形大明神 | ||
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測) | |||
06:00 | 368m | 0.0km | 足形大明神 出発 |
06:45 (00:45) | 595.6m | 1.7km | 田立砦跡 |
07:10 (00:25) | 695m | 2.5km |
後山
|
07:55 (00:45) |
836.8m
|
4.7km | 城ヶ根山 (5分休憩) |
08:20 (00:25) | 647m | 5.6km | 川上峠 |
09:00 (00:40) |
368m
|
9.5km | 足形大明神 到着 |
Garmin Connect
写真リンク:https://photos.app.goo.gl/FXYLfZLTauGimavH7
【説明】 ※終日ガスと変化の少ない道なので最小限の説明となります。
昼前から雨の予報だったので、短時間で登れ元々展望も期待できない山へ向かいます。 そこで以前から計画していた「城ヶ根山」とその南東にある「後山」を林道を利用した周回で縦走することにしました。
登山口は当初は後山の東尾根の末端を計画していましたが、色々調べると南東にある三角点が「田立砦跡」とのことで、道がありそうなので尾根の末端から登ることにしました。 また、尾根の末端には「足形大明神」があり駐車場もありそうです。
中央自動車道で中津川インターへ向かい、ここから国道19号線を北上し道の駅「賤母」を通り過ぎた次の信号(田立の滝方面)で左へ曲がり標高を上げていきました。 右カーブの先で川上との分岐がありますが、ここを直進し100mほどで左に足形大明神があるので、ここに駐車していきました。
- 足形大明神から田立砦跡
早速、足形大明神を出発すると来た道をもどり舗装路を降りていきます。 橋の前にある分岐で左の林道へ入ります。 右上に曲がるところで左の細い道を進みますが、意外なことにその先に民家が現れました。 民家の前で左の林道へ入っていきますが荒れており、終点からは薄いヤブへと入って行きました。
その先も作業道はあり、つづら折れの斜面を登ると尾根沿いの道に到着します。 ここからは尾根沿いの作業道を登りますが、左斜面はヤブが出ており尾根を外さないように直登していきました。
程なくして傾斜が緩み、作業場と言った感じの平坦地に到着します。 引き続き尾根沿いを進みますが、暫くは倒木などを避けながら踏み跡を辿ります。 下草が途切れたところで右へ進むと、北東からの尾根分岐となります。 明確な踏み跡が続いており、気持ちの良い道となります。
歩きやすい道を進むと田立砦手前で堀切らしき地形が現れ、三角点(牧ケ平)のある山頂に到着しました。 - 田立砦跡から城ヶ根山
砦跡を後にし北西へと進むと、こちらにも踏み跡が続きます。 両側が切れ込む細尾根を進み急な登りになりますが、ガスでも迷うことはありません。 途中、右側が開けた場所に出ますが、濃いガスで展望は望めませんでした…。 そして古い鉄条網が現れ並行に進んでいくと「後山」に到着しました。
「後山」からは北西の三角点方面へ向かいます。 最近伐採された跡が目立つ作業道を歩いていくと709.7mピークに到着しますが、三角点の確認を忘れてしまいました…。 ここを越えると再び登りとなり次第に笹が出て来て、細尾根を進んで行くと左斜面に作業道が続いていました。 直登する道と別れ左に巻いていくと、難なく尾根に合流しこちらが正解のようです。
再び笹が生い茂る中を進んでいくと、一旦鞍部へと降りて行きます。 798m手前は急登でしたが、ピークは左から巻くことができました。 尾根が広がり一面の笹となると腰高となります。 その中をテープを確認しながら明確な踏み跡を歩いていきました。
笹が切れたところで左へ曲がり、細尾根に向かって急斜面を降りていきますが、滑りやすくスリップに注意が必要です。 尾根を進んでいくといよいよ城ヶ根山への登りとなります。 短い笹の中を進むとまた鉄条網が現れ、やがて城ヶ根山山頂に到着しました。 - 城ヶ根山から川上峠経由で足形大明神
特徴の無い山頂からの展望はなく、御料局三角点と国土地理院三角点が並んでいます。 休憩も程々にして山頂から川上峠へと続く尾根で下山を開始しました。
尾根はヒザ下の笹で覆われていますが、踏み跡は今までとあまり変わることなく、尾根沿いを辿りほぼ直線で降りていきます。 途中、小ピークがありますが直登で越えます。 標高が下がるとガスが切れ始め、峠の反対側にある868mピークや下に林道が見えてきました。
尾根の末端に到着するとそこが川上峠ですが、峠の標識などは見当たりません…。 ここからは車道歩きで足形大明神へと戻ります。 道中ではヒメウツギ、サワウツギ、ウマノアシガタ、ノアザミ、アヤメなど、様々な花が目を楽しませてくれました。 点々と続く集落を抜け、後山方面を振り返りながら、当初予定していた駐車地と取り付き地点を確認します。 そして峠から40分ほどで、無事に駐車地へと到着しました。
【写真】
足形大明神1
足形大明神2
足形大明神3
田立の滝分岐(右奥に駐車地)
ここで右へ入る
舗装路を進む
カーブで左の道へ
林道に
民家に出る
左の林道に入る
荒れた林道を進む
林道終点からヤブを進む
斜面を登る(作業道あり)
尾根沿いの道に
尾根沿いの作業道を登る
傾斜が緩む
平坦地に到着
尾根沿いに進む(作業道あり)
倒木を避けて
踏み跡を進む
下草がなくなる(右へ)
北東尾根分岐?
明確な道を進む
気持ちの良い道に
田立砦手前
堀切か?
山頂に到着
三角点(牧ケ平)
北西に進む
こちらにも踏み跡あり
両側が切れ込む
細尾根を進む
急な登りに
ガスでも迷うことはない
右が開ける
展望はなし…
古い鉄条網
後山に到着
三角点方面へ向かう
最近伐採された跡が
709.7を越えると登りに
細尾根を進む(笹が出てくる)
左斜面に作業道
左に巻いていく
登っていく
難なく尾根に合流
笹が生い茂る
鞍部へ降りる
798m手前は急登
ピークは左から巻く
笹の踏み跡を進む
腰高の笹を歩く
テープはある
ここで左へ
スリップ注意
登り返す
細尾根を進む
城ヶ根山への登りに
笹の中を進む
また鉄条網が
城ヶ根山山頂
御料局三角点と国土地理院三角点
北尾根で下山
踏み跡を辿り降りていく
ほぼ直進
小ピークは直登
ガスが切れて
下に林道
終点が近づく
下山の川上峠(右が登山口)
最後は車道歩き
ヒメウツギ
ウマノアシガタ
サワウツギ
ノアザミ
点々と集落が続く
後山方面
当初予定していた駐車地と取り付き
ヒナギク
アヤメ
ヒメウツギ2
左に駐車する
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