今回は、訪れるのは3度目となる岐阜県の「釜ヶ谷山」へ「高洞」から周回で登ってきました。 下山にかけて一部ヤブもありましたがおおむね作業道などが付いており、鉄塔などから周囲の景色を眺めながら歩くことができました。
No.55鉄塔(高洞の南東)からの眺め
下山尾根(473m手前)から高洞(左奥)を望む
日付 | 2025年05月20日(火) | ||
天気 | 晴れ(次第に黄砂で霞) | ||
山域 | 美濃 | ||
場所 | 岐阜県山県市長滝 | ||
距離 | 11.8km | ||
累積標高 | +1060 -1060m | ||
時間 | 4時間55分 | ||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 | 0602枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0091枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(下山ルートは要ルートファインディング) | ||
展望 (A:良い~E:なし) |
C | ||
見どころ | 伊自良湖、人形杉 | ||
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測) | |||
06:40 | 112m | 0.0km | 伊自良湖駐車場 出発 |
06:50 (00:10) | 120m | 0.7km | 巡視路口 |
07:50 (01:00) | 430m | 2.7km |
No.54鉄塔
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08:10 (00:20) |
494m
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3.3km | 高洞 |
09:25 (01:15) | 545m | 6.3km | 人形杉(登山道合流) |
10:15 (00:50) | 696m | 8.5km | 釜ヶ谷山 (10分休憩) |
11:35 (01:20) |
122m
|
11.8km | 伊自良湖駐車場 到着 |
Garmin Connect
写真リンク:https://photos.app.goo.gl/YEEm1fHJnr2E4Pdz7
【説明】
週末の天気があまり良くなかったので、平日に休みを取り岐阜県の「釜ヶ谷山」に登ります。 出発は伊自良湖畔となるので、東海環状自動車道で山県インターへと向かいます。
しかし、出発前に確認すると美濃関ジャンクションから先が夜間通行止めとなっており、開通は朝6時となっていました…。
幸い近場で元々遅めの開始で予定していたので、少し遅らせ自宅を5時過ぎに出発しました。 高速をゆっくり向かいますが、関インターを5時45分頃に通過したので、このままではまだ通行止めです。
ジャンクション手前の長良川サービスエリアに入り、10分ほど滞在し6時過ぎに出発します。 この時間逆方向(下り車線)を通過する車は少なく、1番手として山県インターへと向かいました。 20分ほどでインターに到着すると、下道(県道79号線)を西へ走っていきます。
釜ヶ谷山へ初めて登ったのは10年以上前で道は完全に忘れています。 カーナビに従い甘南美寺方面で信号を右折するとインターから20分ほどで伊自良湖に到着しました。 湖畔には登山者用の駐車場があるのでそこに駐車し、早速出発していきます。
- 伊自良湖駐車場(出発)から高洞
まずはダムに向かって道路を戻ります。 ダム湖を眺めながら反時計回りに歩いていくと、ダムに掛けられた歩道を渡り対岸の道に出合います。 右に少し進むと左手に柵との間に巡視路口があり、ここが登山口でした。
落ち葉が敷き詰められた道を進むと赤い鳥居があらわれます。 そこをくぐり階段を登っていくと、岩の上に小さな祠の立つところに出できます。 祠からはすぐ下に集落が見えており、ひっそりと見守っているのでしょう。
ここからは巡視路を登っていきますが、落ち葉が多いので滑らないよう注意していきます。 黙々と登っていくと前方が明るくなり、はじめの鉄塔(No.60)に到着しました。
ここからは切り開かれた巡視路の道となり、前方に向かうNo.59鉄塔とその奥にも鉄塔が見えています。 左を見ると釜ヶ谷山も見えていますが、まだ遠くにあります…。
眺めの良い尾根を進みNo.59鉄塔を通過するとまた樹林の中に入りますがすぐにNo.58鉄塔に到着しました。 No.58鉄塔は伐採された斜面の上部にあり、下にダム湖や集落も見えています。
ここからもNo.57,No.56と進みますが、岩場や急斜面なども出できて飽きさせません。 No.55鉄塔からは傾斜が緩み程なくして標高400m付近で分岐に到着しました。 左にトラバースする形で道が続いていますが、これはガイドブックにも載っているピークの巻き道でしょう。
悩んだ末ここは展望を優先し直登した先にある右へトラバースする巡視路を進んでいきました。 一部落ち葉で滑りやすいので注意して歩いていくと、No.54鉄塔に到着しました。
No.54鉄塔からは一部枝葉が邪魔ですが南方の展望が見られました。 ここで小休止してから、ピークへ登っていきます。 しかし、尾根沿いの道が倒木などに阻まれ少しヤブを漕いで通過していきます。
ピークまでの標高差は大したこと無く、ピーク奥で右に折れると尾根を降りていきました。 平坦となったあたりで左から巻き道と合流します。 ここからは明確な作業道が続いており、山頂直下の急斜面に到着しました。
ここが今回の核心部で、右は岩場で負けそうもありません。 一方、左に巻き道があったようですが気が付かずにそのまま直登していきます。 手がかりのあるところを選び岩の付いた斜面を登ると上部で北側から回り込み「高洞」の山頂に到着します。 - 高洞から釜ヶ谷山
山頂には三角点と標識がありますが、展望は皆無なので予定通り西の稜線へ縦走を開始しました。 少し進むと植林の休憩適地となり、南斜面から迂回路の踏み跡と合流します。
ありがたいことに、ここからは植林の作業道が続いていました。 尾根の右側は植林で、明確な踏み跡を辿って歩いていきます。 高低差もほとんど無く、小ピークも左から巻き道が付いているので気がつくと531mピーク手前の屈曲点に到着しました。
ここも右から巻き道が付いているので、その跡を歩いていきます。 531m手前まで来るとここからは注意が必要です。 ピークへは向かわずそのまま横切るように尾根を通過すると枝が邪魔な樹林となりますが、薄っすらと踏み跡が続いており、それを頼りに左斜面へ降りていきます。
明確な尾根となり、暫く進むと鉄塔が見えてきましたる。 軽いヤブを進むと鉄塔に出ますが、展望は無いのでそのまま通過していきます。 巡視路に出たようで先程より明確な道となり尾根沿いを進みます。
491mピークを通過すると程なくしてまた鉄塔に出てきます。 こちらの鉄塔は南北に切り開かれており、ここまでで一番の眺めでした。 鉄塔を過ぎると次第に上りとなりますが、掘れた作業道があらわれます。 邪魔な枝などが伸びているので避けながら登っていくと、唐突に登山道と出会います。
登山道の良い道を歩いていくと、左に小屋が見えてきました。 ここを通過すると前方に大きな木が見えてきて来ますが、これが「人形杉」でした。 名前の由来は分かりませんが、根本にお地蔵様があり、古くからここに立っているのでしょう。
612mピークがありますが、暫くは緩い上りが続きます。 650m付近で左に「坊主ヶ池」がありますが、水は少なくヌタ場のようです…。 ここから一気に傾斜が強まり、以前「コカシ洞」から縦走した時の稜線と出会います。
ここまで登ると後は緩やかな斜面で、20分ほどで「釜ヶ谷山」に到着しました。 山頂はこの日は平日ということもあり誰も見かけません。 二箇所ある切り開きから景色が見られますが、この時間には黄砂が濃くなり遠望は望めませんでした。 - 釜ヶ谷山から伊自良湖駐車場(下山)
小休止したところで、予定コースに従って下山を開始します。 急斜面の階段を降りていくと左に分岐があらわれます。 ここは登山道から外れそのまま直進しますが、テープはありますが踏み跡は薄めでした。
少し降りると右が植林となり尾根沿いの作業道を進みます。 その後も徐々に標高を落とし鞍部まで降りていきました。 一旦登り返しとなりますが、528m東のピークを過ぎたところで左が明るくなり、展望の良い林道終点の上部に到着しました。
左下の林道に降りたいところですが、最後が急斜面となっているので降りられません。 そのまま斜面をトラバースして行き、降りられそうなところで林道に合流しました。
林道を尾根沿いに進んでいくと、尾根の末端で緩やかになるので無理に降りる必要はなかったようです…。 尾根の末端で右カーブとなりますが、その左にある尾根を降りていきます。
ここは巡視路となっていて、程なくして473mの南東にあるNo.133鉄塔に到着しました。 右手に僅かな展望がありますが、そのまま踏み跡を進みNo.134鉄塔方面へ向かいます。
403m付近までは巡視路がありますが、360m付近で南北に尾根が別れています。 No.134鉄塔は北へ、下山路は南に分岐しているので道を外れ右に向かいます。 幸いこちらにもテープがあり踏み跡も続いています。
ここからの尾根は複雑となり、GPSで下山コースを確認しながら降りていきました。 シダの茂る左の急斜面を降りていくと、次第に尾根がはっきりとしていきます。 南から掘れた作業道と合流しますが荒れています…。
作業道は南方面の谷をトラバースして200mの長い尾根に降りていきます。 ここはそのまま直進し少し登り返します。 南に折れて暫く進むと伐採跡地に出た所で左に曲がると最後の下りとなります。
そのまま尾根を降りると最後が車道の崖となっているので、左を意識しながら斜面を降りていきます。 この辺りは植林帯なので、降りやすいところを適当に下ると、無事駐車場前の車道に到着しました。
【写真】
広い駐車場
ダム湖にボート
下山予定の斜面を確認
ダムを渡る
伊自良湖
対岸へ
巡視路口からスタート
鳥居が
上へ
岩の上に小さな祠
祠から下に集落
尾根沿いの道に
はじめの鉄塔に到着
No.60鉄塔からの眺め
鉄塔尾根は切り開かれ
No.59鉄塔
傾斜が増す
釜ヶ谷山を眺めながら歩く
林の中へ
日陰で涼しく
鉄塔下に来る
No.58鉄塔からダム湖を望む
No.58鉄塔
更に上へ
No.57鉄塔からNo.56鉄塔を見る
尾根の右を進む
急登に(つづら折れに)
登る尾根から向かう稜線と奥に釜ヶ谷山
No.56鉄塔
No.55鉄塔が見える
良い道が続く
また伐採尾根に
No.55鉄塔
緩やかな尾根を進む
標高400m地点で左にトラバース分岐(直進する)
尾根を少し上へ
ここから右へトラバース
落ち葉の多い道
前方が明るく
No.54鉄塔から右にNo.55鉄塔が見える
No.54鉄塔から尾根沿いの道は木々に覆われ
踏み跡に出る
すぐにピークへ
北尾根を下る
作業道に
右に植林
問題の山頂斜面に
右は岩尾根
直登するが
上に出る
すぐに高洞の山頂に
三角点
ここから西へ向かう
左下に急登からの巻き道が…
この辺りで一休み
植林が多くなる
明確な作業道が続く
ピークは左からの巻き道を
随所に赤テープ
登りに
531m手前のピークは右から巻く
531m手前の鞍部
531mピークへは向かわない(左斜面へ)
左の植林帯へ降りる
広い尾根に
鳥獣保護区の看板
前方が明るく(ヤブに突入)
鉄塔出合
また林の中へ
左斜面を進む
次第に明確な道に
491mピーク付近
また前方が明るく
鉄塔に出る
大洞方面
右端に釜ヶ谷山
ダム湖が僅かに見える
荒れた作業道が現れる
登りに
登山道と合流する
良い道に
山びこ小屋
お地蔵様
イネギの人形杉
階段を登る
612m付近
西へ向かう
あと1800m
坊主ヶ池は水は少ない
石仏
植林の斜面を登る
境界稜線に合流(右にコカシ洞方面)
稜線を南へ
ここは山びこコース
雰囲気が変わる
山頂が見えてくる
釜ヶ谷山山頂
三角点
展望は少しだけ
山頂標識と小屋
釜ヶ谷山から金華山(右)方面
南に登山道
降りていく
登山道分岐(直進する)
踏み跡あり
根太柵?
植林の坂を下る
標高500mの鞍部付近
緩い登りに
気持ち左へ
南東尾根へ
左に高洞方面(中央奥に誕生山など)
下に林道終点が
ここで林道に降りる
令和4年に完成
尾根の末端へ
釜ヶ谷山を見る
カーブ付近
ここで左に向かう
巡視路の階段を降りる
403m手前の鉄塔に到着
ここはNo.133鉄塔
No.134鉄塔方面へ向かう
403mピークを通過
尾根沿いを降りる
シダの茂る斜面を降りていく
ヤブを抜ける
尾根となる
掘れた作業道があらわれ
尾根を右に
今度は左へ
左斜面を意識して
急だが左斜面を降りる
予定通りの場所に
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