2025/05/25

2025年05月11日 鈴鹿 霊仙山周回

 今回は、毎年この時期に訪れている鈴鹿の霊仙山に登ってきました。 当日は晴れの予報でしたが、山頂付近は朝から濃い雲(ガス)に包まれ、時折霧雨も降るような中を歩きました。 しかし、お目当ての花などは見られ、霧に包まれた静かな山を楽しむことが出来ました。

エビネ群生

下山尾根のヤマシャクヤク

2025年春
鈴鹿 霊仙山周回
日付 2025年05月11日(日)
天気 曇り(山頂付近は霧雨)
山域 鈴鹿北部
場所 滋賀県米原市梓河内
距離 13.6km (内車道1.0km)
累積標高 +1260 -1260m
時間 5時間30分
人数 単独
撮影枚数 0510枚 (PENTAX WG-90)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0035枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(濃い霧のため道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A(当日はガスで展望皆無)
見どころ 花の百名山
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
05:10 184m 0.0km 丹生川堰堤駐車地 出発
06:55 (01:45) 876m 3.2km 阿弥陀ヶ峰
07:35 (00:40) 886m 5.0km
柏原コース7合目合流
08:05 (00:30)
1017m
6.3km 霊仙山避難小屋(10分休憩)
08:30 (00:25) 1094m 7.2km 霊仙山(最高点)
09:00 (00:30) 1030m 8.3km 南霊
09:30 (00:30) 940m 9.7km
お虎ヶ池付近(下山分岐)
10:20 (00:50) 330m 12.2km 林道出合
10:40 (00:20)
184m
13.3km 丹生川堰堤駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)

写真リンク:https://photos.app.goo.gl/edXcJurZpkowYGbV6

【説明】※何度も訪れているので、「阿弥陀ヶ峰」から「霊仙山」までの詳細は割愛します。

 まずは「阿弥陀ヶ峰」に登るので一昨年同様に上丹生(かみにゅう)の奥にある堰堤まで向かいます。 予定通り朝5時過ぎに到着しますが、天気は予報に反してどんよりとした曇り空です。

  1. 出発から阿弥陀ヶ峰
     ここから以前は浄水場から林道を北へ向かいましたが、今回ははじめて登った時に取り付いた浄水場の東の尾根へ向かいます。 駐車地からは尾根を挟んだ反対側ですが、すぐ横なので作業道の奥から急斜面に取り付きました。
     しかし、手がかりの少ない急斜面で上部はカレンフェルトの岩場なので左へ左へと横ばいで歩いていきます。 結局、浄水場の東にある谷地形の所で作業道と合流しました。 この辺りも石灰岩が多いからか、植林の中ですがエビネがいたるところで見られます。
     標高300m付近で道は右の尾根沿いへと上がり一息つきます。 ここから標高400m付近までは作業道で尾根沿いを登っていきますが、傾斜が強くなるとそれも消えてしまいました。
     前日までの雨でグリップが利かないためか、すぐ上に稜線が見えてきますが中々到着しません。 そして出発から40分ほどで稜線上部に到着しました。 ここからはカレンフェルトの中を進んでいきますが、ヤブが出ているところもあり簡単には進めません。
     左斜面に作業道がありますが、不鮮明で途中で見失います。 尾根沿いに出ると踏み跡があり、こちらの方が歩きやすいです。 作業道と思われる切り開きに出ると、そこからは右斜面に続く道で東へ向かいます。
     しかし600mから先の斜面手前で倒木帯があらわれます。 先を確認しますが、見える範囲に倒木を迂回できそうな道はありません。 作業道は右下に続いていたのでそちらから廻り込み少し登ると古い林道に出会いました。
     ここからピークを右から回り込み、林道終点から少し標高を上げ640m付近で比較的新しい林道に出てきます。 暫くこれを歩いていくと664m手前で尾根沿いに向かいます。 尾根沿いにも林道がありますが、664mを過ぎた所で左の尾根沿いの道に入ります。
     ここからは標高を上げ「阿弥陀ヶ峰」へ向かいます。 標高が上がり「阿弥陀堂跡」あたりからはヤマシャクヤクが見られだします。 右へ左へと平玉が見られるところを経由しながら登っていくと、ガスに囲まれた「阿弥陀ヶ峰」の山頂に到着しました。

  2.  阿弥陀ヶ峰から霊仙山最高点
     周囲は真っ白で展望はないので、休み無く「霊仙山」へ向かいます。 まずは明確には訪れていなかった山頂直下の「阿弥陀池」へ向かいます。
     東に降りていくと暗い植林帯となり、程なくして池が見えてきました。 すぐ上に作業道があり上部から見た事はありますが、間近で見るのは初めてです。 小さな池で水量も多くはなく、この時期はまだ早いようでカエルなどは見られません。
     ここからはいつもの様に明確な作業道を辿って柏原コースとの合流点へと向かいます。 途中の崩壊地は相変わらず分かりづらいですが、登山道にあった倒木などは腐ちて来ており以前よりは歩きやすくなっていました。
     そして池から35分ほどで登山コースと出合います。 更に登山道を30分ほど進み急斜面を登ると、避難小屋に到着しました。 ここで風が強く体感温度が下がってきたので、小屋の中で雨具(上着)を着ていきました。
     いつもは「経塚山」の東斜面をトラバースしていきますが、ガスで10m先も怪しいのでピークを経由し最高点ピークへと向かいました。 ここからも視界が限られるのでGPSで方角を確認しながら向かいますが、明確な踏み跡が続くので道迷いの恐れはありません。
     小屋から15分ほどで最高点に到着しますが、展望もないのでそのまま計画通り「南霊仙」へと足を伸ばします。

  3. 霊仙山最高点から南霊山経由で下山まで
     最高点から西南尾根に向かって緩やかに降りていきますが、ここまで来るとこのような天気ですが数名の登山者とすれ違います。 先が真っ白で見えませんが、左斜面が切れ分かりやすいので境界沿いの道を歩いていきます。
     カレンフェルトの岩場の中を歩く道となると濡れて滑りやすいので、慎重に歩いていきます。 このコースは花が見られるかと期待して来ましたが、あいにくの天気で見かけた花も元気がありません…。
     南霊山が近づき登りとなりますが、ここもガスで山頂がどこかわかりません…。 傾斜が緩むと標識がありピークを踏みますがすぐに折り返すと、予定通り北北西の尾根へと降りていきます。
     ガスの中を進みますが鹿の踏み跡が続いているので、その跡を歩くと予定コースから大きくは外れません。 山頂ピークとの間の谷を通り過ぎますが、以前も見た大きなドリーネがあり右から巻いていきます。
     山頂の西斜面に取り付きここをトラバースしますが、ここも鹿の踏み跡があるのでそれを利用していきます。 カレンフェルトの斜面を岩の間を抜けながら進むと、下山予定の尾根近くで左斜面を適当に降りていきました。
     そして「南霊山」から30分ほどで、汗拭き峠へと向かう登山道と合流します。 ここまで来れば何度も歩いた道となり、山頂台地から急斜面を降りていきます。 750m付近まで降りると雲の下に出て、琵琶湖方面の景色が見られました。
     この辺りで最後のヤマシャクヤクを見て、広い作業道をビン坂峠へと降りていきました。 長い尾根ですが下り基調なので下り始めから50分ほどで、ビン坂峠に到着します。
     ここからは林道歩きですが、最後の長い折返しで斜面をショートカットし、無事駐車地へと戻りました。

【写真】

どんよりとした天気

右の作業道へ

斜面に取り付く

早速エビネが

左へ

作業道と合流

右手に道

道跡を進む

尾根にはカレンフェルト

尾根沿いを登る

植林跡

エビネ群生

稜線沿いはカレンフェルト

天気は曇り…

踏み跡を辿る

右に作業道

山頂方面は濃い雲に

エビネアップ

倒木帯は右下から巻く

右下をトラバース

少し登り返して林道に

林道終点(そのまま直進)

少し上の林道に出る

左上の稜線に

尾根沿いを阿弥陀ヶ峰へ

よい雰囲気に

雲の下は晴れている

ヤマシャクヤク1

山頂直下

終わりがけのものも多い

展望皆無

東に降りる

阿弥陀ヶ池

苔むした石灰岩とヤマシャクヤク

ヤマシャクヤクを眺めながら進む

林の中は真っ暗に

崩壊斜面を抜けて道を進む

柏原コースと合流

ガスの中を進む

ニリンソウ

八合目

避難小屋もガスに霞む

小屋前に池

経塚山

最高点へ進む

霊仙山最高点に到着

タンポポ

オドリコソウ

南霊仙へ

南霊仙に到着

下山は最短距離で

ガスの中を進む

山頂の左斜面をトラバース

ここからカレンフェルト帯に

登山道を通過

ビン坂峠へ向かう

斜面を降りて

下界を望む

琵琶湖方面の展望

琵琶湖と長浜方面

最後のヤマシャクヤク

ヤマシャクヤク

作業道跡

ビン坂峠に到着

タニウサギ

ここからショートカット

車が見えて

クサイチゴ

ここを降りてきた

青空が覗く

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