2025/05/17

2025年05月05日 滋賀県 山門水源の森から東ヶ谷山と小アケビ山

 前回の登山から日が空いていないこともあり、近場の低山で花見を計画しました。 そこで以前からこの時期に訪れようと思っていた、山門湿原へ近くの山も込みで登山してきました。 当日は朝から良い天気となり、各展望地からは伊吹山や琵琶湖、それに敦賀湾なども望め、楽しみながら歩くことが出来ました。

付属湿地のミツガシワ

東ヶ谷山から琵琶湖方面の展望(左端に伊吹山)

展望ピークから岩籠山と敦賀湾

滋賀県
山門水源の森から
東ヶ谷山と小アケビ山
日付 2025年05月05日(月)
天気 晴れ
山域 湖北
場所 滋賀県長浜市西浅井町山門
距離 9.1km
累積標高 +733 -733m
時間 3時間45分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (PENTAX WG-90)
0443枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0482枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
C
見どころ 湿原、ブナ林
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
06:05 215m 0.0km 山門水源の森 出発
06:30 (00:25) 292m 1.0km 山門湿原(南部)
07:05 (00:35) 532m 2.3km
稜線分岐
07:35 (00:30)
657.3m
3.4km 東ヶ谷山
08:00 (00:25) 532m 4.6km 稜線分岐
08:20 (00:20) 498.4m 5.6km 小アケビ山
08:40 (00:20) 532m 6.7km 稜線分岐(散策10分)
09:50 (01:10) 215m 9.1km 山門水源の森 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)

写真リンク:https://photos.app.goo.gl/kJHLK4MsQhZTuvXd7

【説明】

 まずは「山門水源の森」の駐車場に向かいますが、あまり朝早いと花も開いていないかもしれないので、日の出後1時間となる6時に到着するよう自宅を5時に出発しました。
 高速を木之本インターで降りると、何時も高島方面へと向かう国道8号線を北上し敦賀市へと向かいました。 JRの近江塩津駅を右に見て暫く山間地を走ったところで、左に県道286号線が南下しているのでそちらへ入っていきます。
 分岐から僅か1分ほどで右手に山門水源の森の駐車場があるので、予定通りここに停めていきます。 駐車場には朝早いのでまだ車は停まっていませんが、この後来るであろう車に配慮して道路側に整列できるよう駐車しました。

  1. 山門水源の森駐車場から守護岩
     駐車場を出発すると、まずは北側にある側道を進みます。 すぐに道路からのコンクリート舗装の道路と合流しますが、ここは左に折れて奥へ向かいました。
     100mほど入ると建物が見えてきますが、これが管理棟(森の学舎)で協力金300円をポストに入れてパンフレットを貰っていきます。 横に小さな池がありますが、まだ開いていなかったので帰りに見ていきます。
     トイレの横を抜けると湿原への分岐となっていますが、ここは左の沢コースで向かいました。 小川の横に付けられた道で、一部石が滑るので中止ながら通過していきます。
     300mほど進むと前方が開けてきて、北部湿原に到着します。 湿原のこの時期はミツガシワ以外目立った花はないので、ここからは時計回りで周遊コースを歩いていきます。
     遊歩道は中央湿原と南部湿原へと続いていますが、中央湿原あたりからポツポツと白い花が見られ始めました。 冊で仕切られていますが、近くの花は見えるのでカメラで撮影しながら歩いていきます。
     南部湿原の端まで来ると分岐となり、左の展望台へ登りますが木々が邪魔なのと高すぎて湿原はよく見えません。 しかし、上部を望むと前面に向かう東ヶ谷山が見えていました。
     分岐まで降りると戻り周遊を続けます。 尾根沿いの道となりますが、すぐに南部湿原の展望台?があるので近くのミツガシワを見ていきました。
     ここから本格的な登りとなり、階段などが付けられた斜面を登っていきます。 登りは続きますが急登などはなく、後方を振り返ると周囲の山が見えてきました。
     途中で右に「四季の森」コースとの分岐がありますが、この辺りからブナも見られだします。 左側が網で仕切られ笹の生育調査をしたところに出ます。
     それらを眺めながら登っていくと、程なくして傾斜が緩まり、守護岩に到着しました。

  2. 守護岩から東ヶ谷山と小アケビ山
     守護岩はそれほど大きなものではありませんが、しめ縄がされており周囲に別の岩などがないので目立ちます。
     そのまま平坦地を進むと説明板がありますが、その左手のロープで仕切られた先に踏み跡が続いています。 ロープをくぐり踏み跡を進むと緩やかな登りとなり、県境稜線の分岐に到着しました。
     ここで直進は「東ヶ谷山」、右へ向かうと「小アケビ山」です。 どちらから歩いてもここに引き返す必要があるので問題ありませんが、まず「東ヶ谷山」へ向かいます。
     直進は植林を抜けるとピークの斜面が伐採されたところに出てきます。 ここまで展望はよくありませんでしたが、ここからは北に敦賀湾などが見えていました。
     そのまま斜面を登りピークに出ると、小広い切り開きに到着しました。 周囲180度は遮るもののない展望となり、横山岳から伊吹山それに琵琶湖などが一望できます。
     これだけの展望なのでコースに入れればと思いますが、県境などで管理面で難しいのかも知れません…。
     暫く眺めを楽しんでから、県境沿いを南下していきます。 踏み跡はありテープも最低限付けられているのでそれを頼りに歩いていきました。 途中で踏み跡を見失いかけますが、尾根沿いに登っていくとまた合流します。
     暫くは緩やかな道が続きますが、標高600m付近で一部急登となります。 しかし、これを登り南南東へ折れると気持ちの良い尾根となり、稜線分岐から30分ほどで「東ヶ谷山」に到着しました。
     山頂の南側は開けており斜面の下に尾根沿いの道が続いています。 また、尾根の先には琵琶湖も見えており伊吹山や鈴鹿の山も見えていました。 展望を眺めながら小休止してから分岐まで戻ります。
     展望地ピークまで戻ってきますが、朝方より雲が多くなってきていました。 分岐まで戻るとそのまま北方面へと尾根を歩いていきます。 こちらの方が踏み跡は濃く高低差の少ない道で気がつくと「小アケビ山」まで半分まで来ています。
     序盤は植林もありますが次第に二次林が多くなり、新緑の気持ちの良い中を歩いていきます。 鞍部を通り過ぎると緩い登りとなり分岐から20分ほどで「小アケビ山」に到着しました。
     と言っても山頂という雰囲気ではなく、更に北へと続く縦走路の途中といった感じです。 山頂からの展望はありませんが、西側に木々の間から僅かに岩籠山が近くに見えていました。

  3. 小アケビ山から守護岩経由で山門水源の森駐車場に下山
     特に見るものもないので下山を開始します。 分岐までは15分ほどで戻りますが、折角なので展望ピークに寄っていきます。 そして展望に満足した所で、下山を開始しました。
     遊歩道まで戻るとここで左に折れ北側にある尾根を降りていきます。 こちらの道もよく整備されており、木の階段が下まで続いていました。
     程なくして「大窓」と名付けられた展望地に到着しました。 ここからは展望ピークほどではありませんが、琵琶湖や伊吹山が望めます。 更に降りていくと次第に傾斜が強まり、途中大きや岩が道の横に見られますが、これが「ジョーズ岩」でした。
     更に降りていくと左側が谷となり、トクワカソウと思われる緑の葉が生い茂っていました。 残念ながら時期が遅く花は見られませんでした。
     四季の森との分岐を過ぎると、ブナに変わりアカガシの暗い林となります。 番号標識の付いた林を抜けると、ツバキの赤い花が見られ始めます。
     この辺りが椿坂と名付けられた斜面ですが、至る所にツバキの花が咲いておりそれらを見ながら降りていきました。
     右にカーブし傾斜が緩むと切り開かれたところに出できます。 天然更新試験地と説明された所で、ここまで来ると林道があらわれます。 湿原との分岐を通り過ぎ、林道脇の遊歩道(尾根道)を降りていくと、往路の沢道と尾根道との分岐に戻ってきます。
     朝は閉じていた付属池への入口が開いており、ミツガシワの花をじっくり見られました。 駐車場へ戻ると車が2台止まっており、出発する人も見られました。

【写真】

山門水源の森駐車場

何故か放射線モニタリングポスト

案内図

ここを進む

舗装路を左に

入口(帰路撮影)

入口の施設(帰路撮影)

総合案内

左の沢道コースへ

沢沿いを進む

緩やかな登りに

ヒンヤリとする道に

湿原に到着

右の尾根コースと合流

湿原沿いを南へ

北部湿原

中央湿原の説明

白いのがミツガシワの花

ミツガシワ1

ミツガシワ2

南部湿原

ミツガシワ3

???

展望台へ

展望台から左に東ヶ谷山

湿原を見下ろす

展望台

ロープ沿いに進む

南部湿原の説明

南部湿原

ここから本格的な登りに

傾斜がきつく

南分岐

ヒノキの森

明るい尾根を進む

南東方面

次第に急登となる

ブナ林

ブナの森

新緑がきれいに

守護岩の広場

守護岩

守護岩の説明

ここから登山道に

尾根を登る

奥に植林(稜線分岐)

まずはこちらの道へ

伐採斜面

岩籠山

展望ピーク

展望ピークから伊吹山と琵琶湖

右に横山岳、左端に妙理山など

展望ピークから岩籠山と敦賀湾

敦賀湾アップ

向かう東ヶ谷山

東ヶ谷山へ

踏み跡とテープを辿る

よい雰囲気の林が続く

この辺り踏み跡薄く

傾斜が増す

北尾根に出る

山頂へ直進

東ヶ谷山山頂

南側に切り開き

琵琶湖が近くに

次は小アケビ山へ向かう

尾根沿いに踏み跡

左側は植林

530m付近

上下動の少ない道を歩く

テープが点々と

山頂への登りに

小アケビ山

往路に気が付かなかった道標

登山道分岐に戻る

北側の尾根を降りる

あと2km

大窓

大窓からの眺め

鉄塔建設中?

階段を降りていく

変化の少ない道が続く

分岐

尾根沿いを降りていく

歩きやすい道

アカガシ

アカガシの森

ユキバタツバキ1

ユキバタツバキ群生地

ユキバタツバキ2

???

ツバキが多い

伐採跡地

天然更新試験地の説明

林道出合

林道は無視

左へ

駐車場へ戻る

遊歩道

出発地点に戻る

付属湿地のミツガシワ

池を眺めていく

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