2025/05/10

2025年05月01日 三重県 鈴鹿のアカヤシオ花見登山

 今回は、昨年怪我で行くことができなかった鈴鹿のアカヤシオ見物に行ってきました。 コースはいつもの鳥居道駐車場からハライド経由で向かいましたが、体調も良いので足を伸ばし「御在所岳」「鎌ヶ峰」「雲母峰」と周回で縦走してきました。

ヤシオ尾根のアカヤシオ

白ハゲから雲母峰を望む

三重県
鈴鹿のアカヤシオ花見登山
日付 2025年05月01日(木)
天気 曇り
山域 鈴鹿
場所 三重県三重郡菰野町大字千草
距離 17.1km
累積標高 +2091 -2091m
時間 7時間45分
人数 単独
撮影枚数 0597枚 (PENTAX WG-90)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0134枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C
展望
(A:良い~E:なし)
B(当日はガスで展望なし)
見どころ アカヤシオ
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
05:05 300m 0.0km 鳥居道駐車場 出発
06:00 (00:55) 680m 1.9km 神懸
06:50 (00:50) 908m 3.2km
ハライド
07:55 (01:05)
1180m
5.1km 国見岳
08:25 (00:30) 1209.4m 6.2km 御在所岳
08:55 (00:30) 877m 7.6km 武平峠
09:30 (00:35) 1161m 8.9km
鎌ヶ岳
10:50 (01:20) 888.1m 11.9km 雲母峰(Ⅱ峰まで)
11:50 (01:00) 609m 13.9km 宇曽利山
12:25 (00:35) 350m 15.3km 湯の山温泉
12:50 (00:25)
300m
17.1km 鳥居道駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)

写真リンク:https://photos.app.goo.gl/bqgmV89AESk98WCt5

【説明】

 今年も例年通りアカヤシオを見に鈴鹿の国見岳に向かいます。 自宅を朝4時過ぎに出発し、5時4分の日の出とともに出発します。

  1. 鳥居道駐車場からハライド
     木々の間から登り始めた太陽が丸く見えていますが、少しだけ右下が欠けており帰宅後調べると、南アルプスの赤石岳の稜線からの日の出のようです
     朝は雲もなく快晴かと思われましたが、いつもの様にコメダの森から尾根に取り付き「神懸」に到着した頃には雲が湧き出し怪しい天気となります…。
     その後、ハライドへの稜線に到着しますが完全に雲の中で周囲は真っ白で展望は見られません。 それでも目的のアカヤシオには影響は無く、綺麗な花が目立ち始めました。
     上下動を繰り返しながら進んでいくと、ハライド手前の展望地に到着しました。 ここもガスで展望はありませんが、少し待つと雲が流れ西方面の展望が僅かに確認できました。

  2. ハライドから国見岳
     ここからは腰越峠へと降りヤシオ尾根を登り返していきます。 いつものように途中のキノコ岩に寄りますが、ここでも雲が流れ雨乞岳などが一瞬だけ見られました。 程なくして根の平峠と合流すると、朝明からと思われる人の姿も見られ始めます。
     ここからはアカヤシオの脇を通り抜けて国見岳へと登っていきます。 しかし、訪れた時期が遅かったこともあり、掘れた道沿いに咲くバイカオウレンは少なめでした。
     出発から3時間弱で国見岳に到着しますが、ここでの展望は濃いガスに阻まれ望めませんでした…。

  3. 国見岳から鎌ヶ岳
     石門を通り過ぎ国見峠へと降りていきますが、この辺りも鮮やかなアカヤシオが多く見ごろとなっていました。 国見峠に到着したところで、右(西)へ少し下り御在所岳へ最短ルートで登っていきます。
     掘れた剥き出しの地面の横に登山道がついていますが、ここは右の踏み跡を歩いていきます。 スキー場の芝生に出ると、ここからは適当に右の山頂方面へ向かいます。
     そして国見岳から30分ほどで御在所岳の一等三角点に到着しました。 しかし、ここも周囲はガスで覆われており晴れる兆しはないのでそのまま通過し武平峠へと降りていきました。
     途中に岩場などもありますが、通る人も多いので以前に比べ迂回路なども充実し迷わなければほとんど危険はありません。 30分ほどで武平峠に到着しますが、ここから鎌ヶ岳方面は人気もあり歩く人も多くなります。
     前方に聳える荒々しい鎌ヶ岳が近づくと、尾根沿いの道は完全に封鎖状態となり、向かうにしても見るからに危険が伴います。 ここはテープなどに従い、尾根の左へ右へとトラバースする道を進むと、山頂の西側に到着しました。
     そこからは尾根沿いを山頂へ登りますが、四方を見渡しても相変わらずの曇りで景色は全く見られません。

  4. 鎌ヶ岳から雲母峰
     ここからも予定通り雲母峰へと向かいます。 まずは岳峠へと降りていきますが、ここもしっかりした道が続き山頂から5分ほどで到着しました。
     ここからは道標に従い宮妻渓方面へ向かいます。 歩く人もほとんど見かけず尾根沿いを進み、右に谷へ降りる道と分岐すると白ハゲに到着しました。
     ここは以前と比べても崩壊が進んでおり、ザレた斜面に注意しながら降りていきます。 ここまで降りると雲の下となり、右手に向かう雲母峰が見えていました。 ここを通過すると危険箇所は無く、791mピークを巻き道で通過し少し上りとなると雲母峰に到着します。 ここからの展望はなくまだ時間に余裕があるので、南東のⅡ峰に寄りますがこちらもガスで直下のゴルフ場が見える程度でした。

  5. 雲母峰から鳥居道駐車場
     休憩後は雲母峰の山頂へ戻り、西峰を経由して北尾根で下山していきました。 北尾根へはテープが付いていますが歩く人は少なく踏み跡ははっきりとしません。 また、邪魔な枝なども多くそれらを避けながら降りていきます。
     750mと700m付近の分岐が分かりづらいので方角を確認しながら降りていくと、林道手前で右斜面の作業道で難なく降りられました。 林道は東海自然歩道を兼ねておりこのまま下山も可能ですが、こちらから降りたのは609mピークの「宇曽利山(うそうりやま)」へ寄るためです。
     林道反対の尾根に取り付くとこちらにもテープがあり、尾根沿いを歩いていくと5分ほどで「宇曽利山」に到着します。 ここからは東海自然歩道に向けて下山を開始します。
     少し戻り谷沿いを降りて左の尾根に取り付きます。 そこからは尾根沿いを降りていきますが、作業道がいくつかありどこが正解なのか分かりません…。
     左下に植林が見えてきたのでそちらへ向かうと、植林の作業道で下に降りられそうです。 前方が明るい作業道を降りていくと、堰堤脇に出てきました。 地図ではこの辺りに東海自然歩道があるはずですが見当たりません…。
     谷に出ると右手に木の階段が見えてきて、地図より下に自然歩道が通っています。 歩道に合流すると、整備された道で湯の山温泉へと降りていきます。
     木道や階段を降りていくと沢沿いの道となり、程なくして休憩所の東屋に到着しました。 そこから更に降りると登山口となり、湯の山温泉の温泉街?に到着しました。
     ここからは車道を歩き「かもしか大橋」を渡った所で東海自然歩道へ復帰し、鳥居道駐車場へと戻っていきました。

【写真】

鳥居道駐車場を出発

南アルプス(赤石岳)から登る太陽

希望荘

コメダの森

尾根道を進む

標高450m付近

標高550m付近

神懸

木々の隙間から御在所岳

ザレた斜面を進む

稜線の登りに

登山道に合流

イワカガミ

ガスで展望なし

アカヤシオが見られ出す

アカヤシオアップ

この辺りは見頃

ハライドに到着

ガスが晴れて金山と左奥に銚子ヶ口など

降りる

腰越峠

傾斜が緩む

ブナ清水分岐

キノコ岩

イブネ

根の平峠からの登山道と合流

ヤシオ尾根

アカヤシオを眺めながら進む

バイカオウレン

国見岳に到着するがガスの中

石門

一瞬の青空

ナマズ岩

国見峠から御在所岳方面

ここを登る

この時点ではまた青空が覗く

三角点

鎌ヶ岳方面も霞む

アセビ

登山道へ復帰

岩場を下る

急斜面を降りていく

南西側の展望

武平峠手前のザレ場

武平峠に到着

鎌ヶ岳へ登り返す

こちらにもアカヤシオ

登りに

左斜面から尾根に合流

湯の山方面

ザレた斜面

ここから右斜面を進む

山頂直下のガレ場を通過

ここにもバイカオウレン

尾根沿いを直登

山頂に到着するが…

展望なし

山頂のアカヤシオ

岳峠へ降りる

鎌ヶ岳を南側から

ここで左へ

雲母峰への尾根を進む

カズラ谷分岐

白ハゲに到着

脇を急下降

白ハゲから雲母峰を望む

無事通過

馬の背分岐

ザレ(花崗岩質)が続く

ショウジョウバカマ2

岩場を通過

稲森谷分岐

P791の巻き道

巻き道終わり

雲母峰が近くに

ミツバツツジ

ツツジアップ

もう少しで雲母峰山頂

雲母峰西峰分岐からの展望

雲母峰山頂に到着

雲母峰Ⅱ峰に寄る

雲母峰Ⅱ峰から下を望む

西峰へ向かう

西峰に到着(展望なし)

西峰から北尾根へ向かう

北尾根を進む

バイケイソウの斜面を降りる(標高800m付近)

灌木の中を進む

細尾根を進む

尾根が広がる

左に折れてまた細尾根へ

古い作業道を辿る

作業道跡を辿り右斜面の下へ

林道に合流(作業道入口)

対岸の尾根に取り付く

テープがある

5分ほどで宇曽利山に到着

山頂標識

帰路は手前の鞍部から谷間へ

適当に降りていく(作業道あり)

尾根の左の植林の中を降りる

谷の堰堤下に出る

すぐ脇に東海自然歩道

対岸の道(雲母峰方面)

歩道標識と右奥に堰堤

最後は東海自然歩道で下山

階段(暗くて手ブレ…)

谷の左岸を進む

あと少し

東屋に到着

大きな堰堤に到着(ここからは舗装路に)

案内図

湯の山に到着

結局この日は終日曇り…

ここから東海自然歩道で鳥居道へ

希望層方面へ降りる

うぐいす橋を渡ると駐車場

鳥居道駐車場に戻る

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