七尾山からの展望(奥に琵琶湖)
天吉寺山からブンゲンを望む
| 日付 | 2025年04月12日(土) | ||
| 天気 | 晴れ | ||
| 山域 | 湖東 | ||
| 場所 | 滋賀県長浜市佐野町 | ||
| 距離 | 22.3km (内車道4.7km、バス移動4.4km) | ||
| 累積標高 | +1447 -1447m | ||
| 時間 | 7時間25分 | ||
| 人数 | 単独 | ||
| 撮影枚数 | 0786枚 (PENTAX WG-90) 0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0143枚 (Panasonic DC-TX2) |
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| 登山難度 (A:安易~E:高度) |
D(天吉寺山手前から軽いヤブ) | ||
| 展望 (A:良い~E:なし) |
C | ||
| 見どころ | 七廻り峠、大吉寺 | ||
| 時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測) | |||
| 05:50 | 131m | 0.0km | 七尾まちづくりセンター 出発 |
| 06:00 (00:10) | 153m | 0.8km | 七尾山登山口 |
| 07:00 (01:00) | 690.8m | 3.0km |
七尾山 (5分休憩)
|
| 08:00 (01:00) |
568.0m
|
6.0km | 指南山 |
| 08:40 (00:40) | 408m | 7.9km | 七廻り峠 |
| 10:00 (01:20) | 753m | 10.7km | 大吉寺跡分岐 |
| 10:40 (00:40) | 917.8m | 12.0km |
天吉寺山 昼食休憩
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| 11:00 (00:20) | 917.8m | 12.0km | 天吉寺山 出発 |
| 11:50 (00:50) | 305m | 14.2km | 上之森神社(周辺散策10分) |
| 12:20 (00:30) | 207m | 15.6km | 野瀬北バス停(12:40発) |
| 12:50 (00:30) | 143m | 20.0km | 北ノ郷バス停 |
| 13:15 (00:25) |
131m
|
22.3km | 七尾まちづくりセンター 到着 |
Garmin Connect
写真リンク:https://photos.app.goo.gl/5td5uedwmYcMjBqd7
【説明】
七尾山は伊吹山の西に位置し、いつでも行けることから中々機会が訪れませんでした。 とは言え、以前から春山の時期に計画していたので、このタイミングで登ることにします。
問題は下山予定の大吉寺から出発地点まで7km以上あることですが、これは一部バスを利用して距離の短縮を図ります。(直前の4月1日からバスが減便されたので注意が必要です)
自宅から高速利用だと1時間と掛からないので、5時頃に出発します。 関ヶ原インターで降りると、国道365号線を長浜方面へと向かいます。 15分ほどで右手に七尾山が大きく見えてきて、カーナビに従い右折し集落の中に入ると右に七尾まちづくりセンターの大きな駐車場に到着しました。
- 七尾まちづくりセンターから七尾山
早速出発の準備を整え、登山口へと向かいます。 西へ向かうと坂道となり、交通量の多い道を注意して渡るとそこが登山口となっています。
登山口には傾きかけた標識があり、そこを進んでいくと林道終点となり左に尾根へと続く山道となりました。 序盤は急斜面で、ロープなども付いていますが掘れた古い作業道沿いに道は続いています。 標高350m付近で右に回り込むと傾斜が緩み、主尾根と合流します。
登るにつれて左下の谷が近づき、550m付近で左に渡り細尾根を通り過ぎると、山頂へと続く広い尾根となりました。 スミレやイワウチワの花を見ながら登っていくと山頂に到着します。 - 七尾山か指南山
山頂は南西側が刈り払われており琵琶湖などが見えていますが、この日も快晴ですがカスミが濃く遠望はよくありません…。
小休止してから、七廻り峠に向けて縦走を開始します。 歩く人が限られるのか、先程より枝などが邪魔していますが、ヤブと言うほどではありません。 それも暫く進むと植林となり明確な作業道となります。
歩きやすい道を進んでいきますが、下草のない広い尾根となりどこでも歩けそうです。 右に折れ変化の無い植林を歩いていますが、こういうところは好きなので楽しんで歩いていけました。
597mピークに登ると鉄塔と合流し、左手の伐採地から小谷山などを見ながら鉄塔沿いに続く巡視路を歩いていきました。
巡視路は左斜面につけられそこを歩いていきますが、尾根の右斜面は自然林が残されておりそちらも下草の少ない所です。
この辺りは587mと589mと高低差の少ない尾根が続きます。 鉄塔付近にはこぶしが多く見られ、白い花に癒やされました。
589m手前には壊れた祠に二体のお地蔵様が彫られた石が置かれています。 ここも昔は峠越えの道があったのかも知れませんが、今はそれも残っていません。 589mをすぎると緩い下りとなり、巡視路分岐もありますが直進していきます。
そして唐突に「指南山」の標識が掲げられたところに到着しますが、平坦な植林の中で山頂という雰囲気ではありませんでした。 - 指南山から七廻り峠
そこから少し降りたところで、右に巡視路分岐があるのでここを降りていきます。 程なくすると急斜面となり、滑りやすいので注意して降りていきます。 ここは急斜面なだけに、前方には「五台山」や「虎子山」それに「国見岳」など近くに見えていました。 そして下の鉄塔に到着しますが、ここからの展望はありません。
その後も、505mへ登り返すと463m付近までは巡視路が続いていました。 途中、500mから西に降りる部分は急斜面ですが、鉄塔からの道が分かりづらいですが斜面には古い作業道などもあり安全に降りていけます。
そして463mへの登り手前からは、左にトラバース道があるのでそれを辿っていくと峠手前に到着し、最後は掘れた道を降りていくと峠に到着しました。 - 七廻り峠 から天吉寺山
峠には「鍛冶屋谷⇒」と掘られた石標とお地蔵様が祀られています。 峠から北側には峠についての説明板がありますが、そちらへ続く道は作業道だけでした。
右へ廻り込めば緩斜面ですが、ここは急斜面を直登していきます。 30mほど登ると傾斜が緩み踏み跡(巡視路?)があらわれます。 そこを進んでいくと鉄塔に到着しました。
鉄塔の裏手に古い作業道があり、そこを登っていくと尾根の上で左に曲がります。 尾根沿いには作業道を利用した巡視路が続いており、斜面の上りとなると後方に七尾山方面が見えていました。 また、この角度でははじめてとなる「伊吹山」も大きく見えており、暫く足を止めて眺めていきます。
579mの南を通り過ぎると平坦な道となり、程なくして鉄塔に到着します。 鉄塔からは目指す天吉寺山が見えていますが、左から廻り込むのでまだ距離はあります。 鉄塔先の植林を過ぎると気持ちのよい自然林となり、606m付近から右に向かうと尾根沿いで最後の鉄塔に到着しました。
巡視路はここまでで、ここからは古い作業道が続いている程度です。 テープなどは少なくなり、ヤブも延び放題です。 尾根沿いを邪魔な倒木や枝を避けながら進んで行きますが、左下に自然林の斜面が続いておりこちらを歩いたほうが楽だったかもしれません…。
標高750m付近でトラロープの目印が見られだし、その先のピークでたくさんのテープで印された西からの登山道と合流しました。 ここからはヤブに悩まされることはなくなりますが、道は未整備で伸びた枝や倒木で歩きづらい道は続きました。
途中、根ごと倒れた倒木が自然の展望台となっており、西側の展望が望めました。 780mピークを通り越し標高800m付近から傾斜が強まり、850mまではがまんの上りが続きます。
傾斜が緩むと左から下山予定の道と合流しました。 平坦になると踏み跡が薄くなり、テープを頼りに進んでいくと900m付近で雪のある台地に到着します。 ここで右に折れ雪の上を歩いていきますが、折れた枝などが邪魔でくぐりながら進みます。
最後は切り払われた道を進むと「天吉寺山」山頂に到着しました。 山頂は東側が切り払われており、ブンゲンなどが目の前に見えていました。 ここで景色を眺めながら昼食休憩としていきます。
- 天吉寺山から野瀬北バス停(下山)
ひとりだけの山頂でポカポカ陽気のもと20分ほど休憩してから下山を開始します。 下山は先程確認した西尾根となりますが、そこまではヤブが邪魔です…。
少し戻りテープが密集したところで右に折れると下に予定の尾根が見えてきました。 左から登る途中にあった掘れた作業道が合流し、一部雪の残った部分もありますが危険もなく降りていけました。
尾根が広がると703m付近で破線路と合流しますが、それらしい道は確認できず既に廃道となっているようでした。 そのまま尾根沿いを降りていくと、山桜の咲くところで左に降りていきます。
途中、電線下の右斜面が切り払われた所から、近くの山の展望が広がります。 斜面を下ると鉄塔がありますが、そこからの尾根は林道のようでした。 また掘れた道となり550m地点から下で岩場が現れますが、岩の横をつづら折れで降りていけます。
530m付近で道が分岐しており、メインの作業道は西の尾根へ降りていますが、ここは南に降りる支尾根のテープを辿り降りていきました。
ここからも作業道を降りていきますが、斜面が続き脚にこたえます。 バスまでの時間を確認すると、ペースが早すぎるのでここはゆっくりと降りていきました。
巡視路標識があるところまで降りると、左下に神社が見えてきます。 そちらに向かって降りていくと、無事「上之森神社」に下山しました。
バスの時間まで余裕があるので、周辺を散策していきます。 その後は野瀬集落へと車道を歩いていきますが、時間に余裕があるのでお寺の桜や「下之森神社」を見てバス停にたどり着きます。 - 野瀬北バス停から七尾まちづくりセンター
バスを待つこと20分ほど定刻より少し遅れてバスが到着します。 小型バスですが最新式のもので、10分ほどで北ノ郷に到着しました。 バスは残念ながら「七尾まちづくりセンター」への直通は無く、ここから2.5kmほどは歩きとなります。
しかし、この日は気持ちの良い天気で桜も満開で、それらを眺めながら25分ほどで駐車場に戻って来ました。
【写真】
七尾まちづくりセンター
前の道を進む
七尾山へ
登山口に到着
登山口の標識
直進
左の尾根に取り付く
ここに標識
ロープの付いた急登
ここにも標識
緩い登りに
ここで右(西)へ
500m付近(左の尾根へ)
細尾根
スミレ
中央に天吉寺山
掘れた道を進む
イワウチワ
雑木林
山頂が見えてくる
山頂到着
七尾山
七尾山からの展望
縦走開始
伊吹山
663m付近
植林の作業道を進む
右に降りていく
鞍部を越えて
597m手前
鉄塔
高圧電線下から展望(中央に小谷山)
巡視路を進む
醍醐越(醍醐側)
次の鉄塔へ
鉄塔下をくぐる
また鉄塔
コブシ
コブシアップ
589m手前に石仏(祠は破損)
左は植林
589m先の鉄塔
鉄塔から五台山方面(手前の三角点ピーク)
さざれ石?
鉄塔分岐(直進)
指南山の様子
ここで右へ降りる
尾根の手前で降りていく
急斜面に
中央に虎子山、その右奥に国見岳・禿山など
下の鉄塔に到着
505mへの登り
505mピーク横を通る
尾根の左をトラバース(巡視路)
左に伐採地
電線下の伐採地
巡視路を進む
左下に作業道
峠に向けて左をトラバース
鞍部へ
石が積まれた幹
道を降りていく
峠に降りる
七廻り峠
右上に登る
峠の様子
峠の地蔵
右に作業道
平坦に
作業道と合流
鉄塔出合
鉄塔裏に踏み跡
踏み跡を進む
屈曲点で左に(右にテープで通行止め)
歩きやすい道に
掘れた道
西側の展望
長浜市方面
七尾山方面を振り返る
伊吹山アップ
伊吹山方面の展望
鉄塔と奥に天吉寺山方面
右に回り込む
606mの西を通過
鞍部付近はよい雰囲気
稜線最後の鉄塔
己高山(右)を望む
鉄塔から先は不明瞭な道に
道はあるが枝が邪魔に
トラロープの目印…
大吉寺方面の分岐
先ほどよりは歩きやすく
ヤブが出てくる
琵琶湖方面の展望1
この上に乗って
琵琶湖方面の展望2
780m付近
山頂が近くに
ヤブの坂に
急登が続く
下山分岐付近
900m付近で右へ
雪が残る
ヤブを抜けて山頂へ
天吉寺山山頂
天吉寺山からブンゲン方面を望む
カナ山方面は濃いヤブ
分岐から右下へ
雪の横を降りていく
作業道は無視して降りる
傾斜が緩む
703m付近
山桜
山桜アップ
集落が見えてくる
左下へ
鉄塔付近からの展望1
鉄塔付近から小谷山方面
鉄塔斜面
しっかりした道
掘れた道に
550mで左の尾根に
500m付近
岩の横を降りる
立岩?
尾根沿いを降りていく
この先で左へ降りる
神社分岐(左に)
神社へ降りていく
上之森神社
神社の鳥居と狛犬
カラフルに(右)
カラフルに(左)
上之森神社の説明
本殿
周辺案内図
大吉寺 山門
大吉寺跡の説明
大吉寺 本殿
バス停に
本来の入口
お寺の桜
下之森神社へ
神社の由来
下之森神社 本殿
神社から天吉寺山
野瀬北バス停
北之郷バス停
バス停横の碑と桜
駐車場へ戻る
七尾山方面
この辺りの桜は満開
麓から七尾山

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